インヴァスト株式会社(代表取締役:川路 猛、本社:東京都中央区)の子会社インヴァスト証券は社会貢献ポイントプログラムを通じ、2020 年度にて276 万4810 円を社会貢献団体に寄付いたしましたのでお知らせいたします。
インヴァスト証券の社会貢献ポイントプログラムとはCSR 活動の一環として2016 年に開始し、インヴァスト証券が提供するFX サービスにおいて、取引量に応じて社会貢献ポイントを獲得、貯まったポイントにてお客様自身で寄付することが可能となる独自の社会貢献プログラムです。お客様はお取引いただくことで、自己負担なく寄付金控除(所得控除または税額控除)の対象として税制優遇等を受けることが可能になります。
2016 年から5 年間の寄付額合計
19,325,267 円
インヴァスト証券の社会貢献ポイントプログラムの詳細はホームページをご確認ください。
https://www.invast.jp/missionproject/
5 年目となった2020 年度は5 団体が社会貢献ポイントプログラムに参加し、お客様からの寄付額の総額が2,764,810 円となりました。
2020 年 寄付額総額 2,764,810 円
団体名 | 2020年度寄付額 |
Living in Peace | 1,251,509円 |
フローレンス | 445,138円 |
カタリバ | 396,030円 |
お金をまわそう基金 | 344,040円 |
3Keys | 328,093円 |
合計 | 2,764,810円 |
社会貢献ポイントプログラムに参加いただいている各団体からの報告いただきました。
<認定NPO 法人Living in Peace>
Living in Peace は、「機会の平等を通じた貧困削減」を目指している認定NPO 法人です。
インヴァスト証券からの寄付金は、子どもたちが暮らす児童福祉施設をより家庭的な環境に近づけるための建て替え資金の一部として利用した他、奈良県大和高田市で運営する子ども食堂「りっぷキッチン永和町」にて、コロナ禍で学校が休校となった今年春頃のテイクアウトランチの無償提供や、レトルト食品の無料配達事業にも活用させていただきました。Living in Peace は、メンバー全員が本業を持つビジネスパーソンであり、専従職員を持たない「完全パートタイムNPO」です。スタッフの人件費などの経費をかけず、いただいた寄付金を効率よく子どもたちのために活用しております。
<認定NPO 法人フローレンス>
赤ちゃん(0 歳児)の虐待死は約 2 週間に 1 人のペースで起きており、その背景にある一因が予期せぬ妊娠です。その解決のために、インヴァスト証券の寄付金は「予期せぬ妊娠の相談と赤ちゃん縁組の支援活動」に充てられています。活動の内容は、予期せず妊娠し悩む女性や家族の支援と、赤ちゃん縁組(特別養子縁組)によって子どもが家庭で育つための育ての親(養親)の支援です。
寄付は主に予期せぬ妊娠に悩む妊婦さんの相談窓口運営費用として活用されています。これまでに2000 件以上の相談があり、日々妊娠に悩む女性をサポートしております。また、インヴァスト証券の寄付が始まってから17 人(2020 年11 月末時点)の赤ちゃんが温かな家庭に迎えられました。
<認定NPO 法人カタリバ>
カタリバは、災害に遭った子どもたちのための放課後学校「コラボ・スクール」を、宮城県女川町、岩手県大槌町、福島県双葉郡の3 か所で運営しています。2019 年度現在、小中高生1,476 人が通っています。大きな悲しみを経験した子どもたちが、「震災があったから夢を諦めた」ということのないよう、学習支援や心のケアに取り組んでいます。この度、インヴァスト証券からの寄付金により、33 人の子どもたちが1 年間の学びの機会を得ることができました。近年、新型コロナウイルスの感染拡大により困難を抱えるケースが増えていますが、1 人でも多くの子どもたちが意欲と創造性を持ち続けられるよう、カタリバはこれからも学習機会・環境づくりを進めます。
<公益財団法人お金をまわそう基金>
公益財団法人お金をまわそう基金は、社会課題の解決を目指す団体と寄付者をつなぐプラットフォ―ムを運営しています。助成先団体を責任もって選び、お預かりした寄付金からは手数料等を差し引かず、100%助成先団体に届けます。このたびはインヴァスト証券のお客様から多くのご支援をいただき、心より御礼申し上げます。いただいた寄付金は、児童養護施設出身の大学生支援や医療的ケア児とその家族のサポート、小児がんの子どものケアなど、子ども分野で活動する団体にお届けします。寄付文化を日本に根付かせ、より良い社会を作っていけるよう、スタッフ一同取り組んでまいります。
<認定NPO 法人3keys(スリーキーズ)>
今年も多くの方からご支援をいただき改めて御礼申し上げます。
子どもたちが支援機関を探せるサイトMex(ミークス)は、皆様のご支援のおかげで11 月末時点の利用者数が100 万人を超え(前年は約61 万人)、6900 人以上が支援機関にコンタクトを取ることができました。多くの子どもたちは、自分が虐待やいじめを受けていることを知らなかったり、どこに相談したらよいのかなど、一人で悩みを抱えやすい状況にあります。コロナ禍で、周りの大人は余裕がなくなり、虐待やいじめ、性被害などが起こりやすい中、私たちは支援機関の情報を子どもたちに届け、そして子どもたちが相談してよかったと思えるための支援機関への働きかけ・啓発を続けてまいります。